2023-08-18
不動産売却をできるだけ周囲に気付かれずにおこないたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
気付かれずに不動産売却するには、契約方法や売却活動の進め方などさまざまな点に注意することが大切です。
そこで、気付かれずに不動産売却をおこなうための媒介契約の選び方、売却活動の進め方、また一連にかかる期間はどれくらいなのかについて解説します。
名古屋市昭和区を中心に16区及び名古屋市隣接エリアで不動産売却をご検討中の方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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不動産売却を決めたらまずは不動産会社に査定依頼をおこないます。
そして、査定額に納得し仲介の不動産会社を決めたら、不動産会社と媒介契約を締結します。
気付かれずに不動産売却したい場合は、この媒介契約の選び方が重要です。
不動産会社と締結する媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3つの種類があります。
それぞれ特徴が異なるため、自分に合った契約方法を選ぶ必要があります。
●一般媒介契約:複数の不動産会社と締結可能で、レインズへの登録義務や販売状況報告はない
●専任媒介契約:1社のみ契約可能で、レインズへの登録義務があり、販売状況報告は2週間に1回以上
●専属専任媒介契約:1社のみ契約可能で、レインズへの登録義務があり、販売状況報告は1週間に1回以上
レインズとは、不動産流通機構が運営する物件の情報を交換するためのネットワークシステムのことです。
レインズに登録しておけば、どの不動産会社からも物件情報を閲覧することができます。
周囲に気付かれずに不動産売却をしたいとお考えの場合は、レインズへの登録義務がない一般媒介契約が無難と言えるでしょう。
たとえば、知られたくない周囲の方が同じエリアで物件を探した場合、ご自身の物件が提示される可能性があります。
一般媒介契約はレインズへの登録義務がないので、契約した不動産会社以外に物件情報が知れ渡ることが少ない点がメリットです。
ただし、一般媒介契約では販売状況を報告する義務もないため、売却活動について把握しづらいデメリットもあります。
複数社の不動産会社と契約をしている場合は、状況把握がより困難になるため注意しましょう。
一方で、レインズへの登録に問題ないと感じるのであれば、販売状況の報告義務がある専任系の媒介契約がおすすめです。
1社のみとの契約になりますが、より手厚いサポートを受けることができます。
気付かれずに不動産売却をおこないたい場合は、売却活動の進め方も注意しなければなりません。
売却活動を進めていくうえでのポイントは2つです。
●不動産会社の買取を検討する
●信頼性の高い不動産会社を選ぶ
それぞれの方法をご説明します。
不動産の売却方法には「仲介」と「買取」の2つの方法があります。
前項でご説明した媒介契約が必要なのは仲介での売却方法です。
しかし、仲介の場合は広告宣伝や内見などの売却活動が欠かせません。
そのため、一般媒介契約を締結していても周囲に知られてしまう可能性もあります。
そこで、誰にも気付かれずに売却したい場合におすすめなのが「買取」での売却です。
買取は、不動産会社が直接買い取るため、売却活動の必要がありません。
不動産会社が査定した買取額に納得がいけば、そのまま買い取ることが可能です。
ただし、買取の場合は仲介と比べると3割ほど価格が安くなってしまうため注意が必要です。
買取した物件は、基本的に再度販売を目的として買い取るため、買い取った物件にリフォームなどを施します。
そのため、仲介よりも低価格になってしまうことがあります。
しかし、買取のメリットは即売却できる点です。
スムーズに売却できるため、誰にも気付かれずに売却したい場合は買取を視野に入れてみることをおすすめします。
信頼できる不動産会社に依頼することも、気付かれずに売却する際の大切なポイントです。
上記でもご説明したように不動産売却する際は、不動産査定をおこないます。
通常は、査定額を高くした不動産会社を選びがちです。
しかし、気付かれずに売却したい場合は、査定額よりも信頼性を重視することがもっとも重要になります。
不動産査定では、実際に物件を訪問して調査してもらうため、その際に信頼関係が築ける不動産会社を見極めましょう。
査定額が安くても、気付かれずに売却できそうと信じられる不動産会社を選ぶことをおすすめします。
気付かれずに不動産売却をおこなう際は、売却が完了するまでにどのくらいの期間が必要なのか把握しておくことも大切です。
仲介と買取のそれぞれのケースで必要な期間を見ていきましょう。
仲介によって不動産売却をおこなう際は以下のような流れで進めていきます。
●不動産会社へ査定依頼
●不動産会社と媒介契約を締結
●売却活動を開始
●買主と売買契約を締結
●決済・引き渡し
仲介での売却方法の場合は、一般的に3~6か月が目安と思っておくと良いでしょう。
ただし、売却活動の一環である広告宣伝や内見などを控えたいという場合は、さらに時間がかかることも予想されます。
なぜなら、不動産売却では売却活動がとても重要だからです。
広告宣伝を控えるということは、多くの方に知ってもらえる機会が減ることになります。
つまり、結果的に売却活動が長引く可能性が高くなるというわけです。
インターネット広告やチラシの配布などの宣伝は拡散力が高いため、より多くの方に物件情報を知ってもらうことができます。
そのような宣伝をおこなわないということは、買主の候補が見つかるまでに時間を要するからです。
そのため、できるだけ早く売却してしまいたいと考える場合は、買取を検討すると良いでしょう。
買取によって不動産売却をおこなう際は以下のような流れで進めていきます。
●不動産会社へ査定依頼
●買取額を提示
●不動産会社と売買契約を締結
●決済・引き渡し
買取での売却方法の場合は、最短で3~7日が目安と思っておくと良いでしょう。
買取の場合は、すでにご説明しているように売却活動は不要です。
そのため、不動産会社が提示する買取額に納得がいけば、そのまま売却することができます。
売却活動が長引くほど、周囲に知られる可能性が高くなるため、売却活動がない買取は魅力的と言えるかもしれません。
ただし、前述のとおり買取価格は仲介と比べると安くなります。
多少安くても早期売却をご希望の場合は、買取を検討してみることをおすすめします。
不動産売却を周囲に気付かれずにおこなう場合は、媒介契約の選び方や売却活動の進め方に注意が必要です。
また、仲介での売却方法で気付かれずに売却したい場合は、売却に時間がかかる可能性があることも考慮しておきましょう。
一方で、できるだけ早期に売却したい場合は、不動産会社による買取を検討してみることをおすすめします。
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資格:宅地建物取引士 住宅ローンアドバイザー 電気工事士 危険物取扱者
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